§30. Apple風の光沢あるテーブル反射効果の作成

  何時見てもAppleのデスクトップデザインは素晴らしく感じます。その中で、アイコンをテーブル面に艶のある反射をさせる効果があります。GIMP上で、これを実行してみます。「そんなにアップルがいいのならマッキントッシュ買えばいいのに」そんな声が聞こえそうです…。このようなチュートリアルは、ネットで検索すれば沢山ヒットしますが、ここでは trent のブログ Trimac から、Creating Apple's "Shiny Table" Effect チュートリアルを参照しています。

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     完成画像(バリエーション)。

Step1-3 ブレンド適用後。

Step 1

 形状の作成。

    1/ 新しい画像を作成します。

    ファイル>新しい画像

    サイズ=壁紙にしたいのであればディスプレイの解像度に合わせます。
    背景色=白

    2/ 描画色と背景色を変更します。

    描画色=969696(HTML表記)
    背景色=白

    3/ 背景レイヤーにブレンドを適用します。

    設定:
    グラデーション=描画色から背景色 形状=線形
    ブレンドの適用方向=イメージウィンドウの上辺→下辺

Step2-1 LOGOの追加。

Step 2

 LOGOの追加。

    1/ ロゴを新規レイヤーとして追加します。

    レイヤー名=Logo

    2/ 反射画像を作成するため、Logoレイヤーを複製します。

    Logoレイヤーを右クリック>レイヤーの複製

    レイヤー名=Reflact

Step3-1 鏡面反転実行後。

Step3-3 不透明度変更後。

Step 3

 反射部分の作成。

    1/ Reflactレイヤーを鏡面反転させます。

    ・ Reflactレイヤーを選択状態で、鏡面反転ツールを選択し、プロパティで、反転:垂直 を選択した後、イメージウィンドウをクリックします。

    【NOTE】 この時、Logo画像と反射画像の間が多少離れていても修正する必要はありません。後で、この間にドロップシャドウを挿入します。

    2/ Reflactレイヤーのレイヤーモードを変更します。

    レイヤーモード=乗算

    3/ Reflactレイヤーにグラデーションを適用して、反射アイコンをぼかします。

    設定:
    描画色=白
    グラデーション=描画色から透明
    ブレンド適用方向=反射画像の下から上

    4/ Reflactレイヤーの不透明度を変更します。

    不透明度=75

Step4-1 ドロップシャドー適用後。

Step4-2 遠近法ツール適用後適切な位置関係に調整。

Step4-3 完成画像。

Step 4

 仕上げ。

    1/ Logoレイヤーにドロップシャドウを適用して影をつけます。

    フィルター>照明と投影>ドロップシャドウ

    設定:
    X/Yオフセット=0
    ぼかし半径=15

    2/ Drop Shadowレイヤーを変形します。

    遠近法ツールを使用し、平べったい台形になるように適用します。その後、適切な位置に移動します。

    3/ Drop Shadowレイヤーにぼかしを適用し影をぼかします。 ツールボックスで、ぼかしツール(水滴のアイコン)を選択し、影の部分をぼかします。

    完成です。

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初版作成: 2011/01/01
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